「憎悪」
とてもテーマが分かりやすいアニメだった。
憎悪というのは、どんなに強いと言われるモノよりもはるかに恐るべきもので、
人間やロボットさえも憎悪に支配されてしまうと制御がきかなくなってしまう。
さらに、世界からその感情はなくなることはないから、どう支配されずに付き合っていくかを考えさせられる物語だった。
あと、今回のテーマとはズレる内容だけど、私が1番心に残ったのは天馬先生の
「完璧なロボットというのは失敗するロボットだ」という言葉。
天馬先生の言う「完璧なロボット」とは「より人間に近いロボット」だと思っていて、
人間とは失敗をしてしまう者、つまり完璧な人間はいないんだということを示唆しているように感じて、とても納得した。
いつか人間とロボットの境目が分からなくなる時代が来るのかな。