毛涙

PLUTOの毛涙のネタバレレビュー・内容・結末

PLUTO(2023年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

心を持って優しい嘘があることを知ったアトム。論理に囚われ自分の心を覆い隠すようになった天馬博士。ロボットと人間。感情を知ったものと捨てたもの。対照的な2人。
そんな天馬博士に対してお茶の水博士は、アトムのように希望を持つのが人間だと言いました。これは響きました。体が機械じゃないとか子宮から生まれてきたとか関係ない。希望を持つということが人間であるということなのです。

ラストは心にぽっかり穴が空いた感じで正直納得いかない部分もありましたが、幸せなことに私にはまだ触れたことのない手塚作品がたくさん残されています。明日からは既にまとめ買いしてある鉄腕アトムに耽ける日々が始まることでしょう。とても楽しみです。
これから鉄腕アトムや火の鳥、ブラックジャックに触れて、より私の中でのPLUTOの面白さが倍増すると思います。そんな〝希望〟を込めて星4.1とさせていただきます。
毛涙

毛涙