※原作後追い
週刊少年ジャンプで連載中の史実ベースの時代物が原作第31話までアニメ化。
山崎雄太氏がTV作品としては初監督。
第1話から分かるようにアニメでは動かすのが難しい和服や甲冑姿での丁寧な芝居や躍動感のあるアクションが目を引く。
また、コメディや時代物の要素に合わせて、劇画や絵巻、昔話風の画、3DCGやアナログ素材(切り絵など)といった幅広い映像表現で作品を彩る。
同梅原P作品の『ぼっち・ざ・ろっく!』からの流れを汲んだように自由度が高く、個性が濃すぎる登場キャラに負けない画面作り。
時代物だがイメージ図などで時代背景や戦術が可視化されて、事前知識があまりなくとも分かりやすかったのも良かった。また、人体の出血や欠損描写も隠さず描いていたのも好印象。
全体的に楽しめたが、乗馬と犬の3DCGが粗いように見えてしまった点だけは惜しい。
お気に入り話数:2、6、9