このレビューはネタバレを含みます
作画が、あまりに良い。
平成のアニメのようなクオリティ。
敵の動きを見ていると劇場版クレヨンしんちゃんの鬼作画を思い出す。
そして、何かとご縁があるのか…。
私自身が良く通っていた街が舞台であり、後半に出てくる戦場も遥か昔に住んでいた場所の近所であった。多分このアニメとご縁があったんだろうと凄く思う。
時代背景が背景なので歴史のテストが万年一桁だった私には分からぬものかと思ったけど、とても分かり易い。
話の進み具合も早足ではあるが十二分に面白い。血生臭い、男臭い話のはずだけど、大半が明るいノリなので不思議と爽快感のあるアニメである。もう少し緊張感が欲しい気もするけど、それを力でねじ伏せてくるので特に。
ただ、多々ある最近の漫画特有のノリだなァ…というギャグシーンだけは身内ノリだなという感じがしてしまってついていけない(観る側の好き嫌いなだけ)
が、久々に良いショタを見れたし、アクションシーンもとても良いので観てよかった。
モデルになった実在の北条時行は20歳という若さで敵軍に捕まり、現藤沢市近辺でこの世を去っている。今このアニメの時の若は、9歳。アニメ冒頭で飛んだ首が、兄のものだったのか、それとも…というところが気になるところ。