漫画未読。
逃げて英雄になるってのがその時代のみならず、現代でも美化されて描かれる特攻や切腹に違うアプローチをしていて好みのテーマではある。
追記/
リアタイは2話で脱落したのでイッキ観。苦手な歴史ものは言葉が頭に入ってこず物語に集中出来ない&史実に基づいてるらしいのでネタバレもクソもないからサラッと予習して、字幕も付けて、いざ!
1話ではギャグが苦手に感じたけど、キャラに愛着が湧くと頼重すら可愛くなり、自然と作品のテンションに照準が合って、敵対する人々もキャラが立ってるから嫌いで済ませられず、逃げ隠れていながら爽快感があってハマった。魅せ方が自由で、ちょっと昔の血糊みたいな血が吹き出る禍々しいシーンの奇抜さは、鈴木清順や大林宣彦みたいなこれもちょい昔の日本映画のようなやり過ぎ具合が好みだった。
善い人間になろうと努める事は出来ても、時行やゴンみたいな天然記念物でなければ得られない魅力に萌えて泣けた。ed含めて歴史に沿ってそのまま描くわけじゃなく、今の時代と互いを照らし合わせて語ってくれるので、不思議な感慨深さがあった。もっと観たい〜