Rin

新世紀エヴァンゲリオンのRinのレビュー・感想・評価

新世紀エヴァンゲリオン(1995年製作のアニメ)
5.0
人間存在そのものを問う作品だと思う。物語の中心にあるのは「使徒との戦い」よりも、むしろ自分とは誰か 他者とどう関わるかという関係性的な問いなのかもしれない。誰もが抱えたことのある気持ちを、エヴァに乗る少年少女たちが極端な形で体現。

ラストの意味がわからないと感じる人も多いけれど、本質的に見れば一貫していて、他者なくして自己は存在しないという言葉の逆説に近い。今も語り継がれる名作なのも納得、自分自身とどう向き合うか。
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