1話視聴。なんというかいろいろ惜しいアニメだった。
光の使い方が上手でビジュアルの満足度が高いし(告解室のシーンとても綺麗だった)、百合百合し過ぎないビジネスライクな女バディものというのも自分好みで良い。のだが…どうしても脚本の荒さと古さが目について、視聴意欲が萎えてしまった。
まず、大事なエネルギー源であり、一度打ち損なっただけで死ぬネクタルを1回分しか持ち歩いてない理由がよくわからない。(2話以降説明があるのかもしれないが、そこが気になってしまって全然話に乗り切ることができない。)職場のロッカーなんかに入れてないでもっとちゃんとした場所に保管してくれ!
あとはやはり敵役。今時、ジョーカーのカードを出したり、「私が背中を押してあげただけですよぉ」とニタニタ笑う道化師モチーフの敵が出るとは思わなかった…。声優の吉野さんの演技はよかっただけになんでこんなベタベタにしてしまったのかと苦しい気持ちになった。
声優といえば主役の宮本侑芽さんと黒沢ともよさんがとてもよかった。実力派をしっかり揃えたナイスキャスティング。キャラデザもいい。それだけに脚本が惜しい…。どっかの90年代で聞いたことあるセリフと演出も厳しい。若手の脚本家を入れたらもっと良くなったんじゃないだろうか。ちゃんと脚本入れないの、細田守現象と名付けようかな。