このレビューはネタバレを含みます
パッケージの作画と渋谷の街が舞台というところに惹かれて視聴。クリエイターたちの出会いや、アーティストグループ結成などを通して、友情を深めていく良作物語。1話冒頭のような夜の渋谷の街を闊歩しながら物語を展開していくタイプの作品だったらもっと好きだったと思う。
それぞれのクリエイターとしての悩みや、過去のトラウマを乗り越えていくところは良かったし、自分のやりたいことは何のためなのかという問いなんかも本作らしくて良かった。
回としては気持ちをぶつける気持ち良さがあって好きな回ではあるけど、ある程度バレてるとはいえ配信でノノちゃん呼びしたりと個人情報バレを自分からしちゃってる辺りにグループ内で何もツッコミがないのはややリアリティに欠けていたかなと...それ以上に勢いで持っていかれるからいいんだけどさ。
良作ではあると思うけど、無難に終わったのでもうちょっと尖ってても良かったかもしれない。最終話ラストのスマホサイズ画面でのペンキ塗りは凄く良かった。