女子高生のディテールが高すぎる。
JELEEのメンバー一人ひとりのステータスはバラバラで、アイドルや絵師、VTuber、ピアニストといわゆる”普通”の女子高生ではないのだけれど、その根底にある、誰もが抱える承認欲求は皆同じ。
「バズりたい」という抽象的な目標のもとに配信活動を始めるJELEEのメンバー。しかし、バズったことで付き纏う、顔バレによるプライベートの喪失、リア友からの陰口、過去の暴露のようなリスクを主人公たちの泣き顔とともに躊躇なく描いていることに高評価。
この結果を受けて「未来はどうにかなるよ」的な楽観的な結末ではなく、自分の個性を受け入れて先に進んでいく主人公たちの判断が現代っぽいと感じた。
毎回EDが良すぎるし、心臓がキュッとする回もあるので一話で離脱しないで欲しい。
メモ
11話ラストの花音の、自分の本音が発露してしまった時の一瞬我に返る絶望の表情が、1番心臓がキュッてなった。