大体こういうジャンルのアニメを見ると抱く感想は、「こんな青春を送りたかったな〜(憧れ)」、or「こんな青春あるわけねえだろ(拒否)」の2択になることが多い。
でも『ホリミヤ』は違う。「ああ、たしかにこんなだったなぁ」って感じ。
流石にアニメだから多少は非現実的な描写がないこともない。でも、切り取られるエピソードの一つ一つ、それからそこで交わされる会話の数々に懐かしさを感じる。
そんなリアリティがあるからこそ、少しの偶然が人生を左右するということ、それはある意味「運命」では?、という本作が描きたいテーマも響いてくる。いいアニメ。