ひたすらにスヌーピーが可愛くて最高のアニメだった。
宇宙飛行士のスヌーピーを見られるAppleTV+は宇宙1のサブスク。
宇宙への道シリーズは、内容がファンタジーにならないよう、スヌーピーを送り出す場所を、人類がすでに到達した領域に限っている。
なので、火星や太陽系外天体なんかを題材にしたシーズン2ではスヌーピーが実際にその場に行くことはない。
スヌーピーの役割が縮小した代わりに、シーズン1では管制室でスヌーピーを見守るだけだった子供達が、今作では宇宙について学んだりと、より前面に出て活躍している。それに伴って、友達と仲直りしたり友達を励ましたりの成長イベントが起こるようになる。
ハッピーキャンプにあった情操教育アニメっぽさはこのタイミングで萌芽している。
個人的にはスヌーピーの出番が多かったシーズン1の方が好きだ。
なぜスヌーピーを火星やエウロパに飛ばしたりしないんだろう。なぜ人類が既に到達した領域に話をとどめているんだろうってのは結構疑問だった。
このシリーズのテーマは「宇宙」ではなく「人類の宇宙開発」なのではないかというのが、疑問に対する自分なりの答え。
エウロパとかの、人類が実地ではなく間接的なデータから環境を推測しているような天体には、ピーナッツの面々も同じようなアプローチをするっていうことなのかもしれない。
エウロパに実際に行ってしまったら、それは宇宙開発についてのアニメではなくなってしまう。まだ行くことのできない場所でも、そこに生命がいるかどうかを推測できる。それこそを描きたいのだということなのかも。
──その他、細かな感想。
・シーズン1と違って主線が黒くなってる。こっちの方がしっくりくる。
・ロボスヌーピーかわいすぎるだろ。
・フランクリンがこんなに宇宙のことを好きだったの、このシリーズで初めて知った。
・このシリーズのスヌーピーはかなり饒舌で、それがすごい可愛い。ずっと犬語で何事かを喋っている。