このレビューはネタバレを含みます
全13話。
さくらはるかくん(16さい)が友達100人目指してヤンキー校でがんばる話(語弊)
純粋なヤンキーアニメと聞いていたので、SF要素の強い東リベと違って自分にどう刺さるか心配だったけど、ボウフウリンチームがみんな良いヤツだったので普通に安心できた。やっぱ主人公側の目的に共感できないと楽しめないよね!
色味にちょっとフリーレンみがあるなぁと思ったら本作も要所要所で色収差が使われてたっぽい。制作会社は違うから最近よくある手法ってことなのかな?画面に奥行が出て個人的にはスキ。
で、キャラクターの作画も良いんですよね。
まず主人公の桜!!!かわい〜〜〜〜!!!!!
SNSで見かけてたときは「随分派手な髪型だなァ」と思ってたんだけど、まさかの轟焦凍と同じパターンでしたか……(地毛)
で、その見た目から邪険に扱われることも多くて(かわいそうすぎ)他者に対して攻撃的になることでしか自分を守る方法を持たなかった彼が、風鈴高校に来てから「怖くないよ〜☺️💦」って周りにヨシヨシされてるのあまりにも赤ちゃん(169cm)すぎるよ……🤦♀️
連絡先に天気しか登録されてなかったところも涙を誘うし、みんなでLINE交換しようぜ!ってなってたシーンあまりにも尊すぎて劇場版にしろって思った(無理がある)
トグル入力なのもグループLINEの速度についていけず置いてけぼりにされるのもあらあらあら…みたいな気持ちになった。
こんな調子の彼がこの先ヤンキー社会という大海を生きていける気がしないので、ひとまず桜遥はアザラシ幼稚園とかで一旦保護した方がいい。フウリン幼稚園、開園です。
すぐ赤くなるから桜って名前なのカナ❓😁✨️名は体を表しててカワイイね😘
梅宮パイセンも好き。オールバックはそんなに好きじゃないけど、ボロボロになって髪のセットが崩れてるときとか男前でキュン…となるし、みんなのお兄ちゃんやってるのも良い。園長はお前や🫵
OPで梅宮パイセンが意味深にトマトを差し出すカットでいつも笑ってしまうんやけど、今後トマトが大きなターニングポイントになったりするんだろうか(そんなターニングポイントは嫌だ)
ストーリーとしては、1期のラスボスだった兎耳山くんの小物感が大きくてあんまり感情移入できなかったかなぁ。
十亀くんが彼にあそこまで傾倒してる理由も共感できなかったし、無理やりイイハナシダナーを作り出そうとしている感があって逆に冷めちゃう的な?
個人的にはヒールはヒールとして最後まで徹していただくか、改心するのであれば相応のエグいバックグラウンドストーリー持ってきて同情をこれでもかと誘ってほしいですね。
まぁ総評としてフウリン幼稚園が大変満足度高かったので2期も楽しみにしたい作品でした!