このレビューはネタバレを含みます
ものすごい勢いで2.3日で見終わった。
江戸幕府の大奥を舞台に、赤面疱瘡という疫病が原因で様々な制度、仕組みが変わっていくのを描かれている。
物語の最初のショックが大きすぎて開いた口は塞がらないし、は?え?って言いながら所々ストップして見てたけど続きが気になって黙々と見てたらあっという間に最終話になってた。喜怒哀楽こんなにフルに使ったのは久々かもしれない。ちゃんと泣いたよねって。
春日局のやり方が汚いけど見ていくとなぜあんな事をしたのか、今までどう生きてきたのかがよく分かる。何より彼女の生きてた時代のほとんどは男性がいて当たり前だった、なのにその時から能力を発揮していたんだからほんと"やり手婆"なんだなと。
玉栄同様、なんで有功は家光に惚れたんだ?って思ったけど想い合うようになってからの家光の性格の変化を見るとなんか納得。それに家光は思ってた以上に聡明で先を見通す力があるんだなって思った。
でも!この2人に子供が出来なかったのが本当に残念。他の3人とは違いこの2人だけが恋愛を大奥で奇跡的に出来たのに惨いな。
彼がお坊さんとして江戸城に初めて来た時に彼を見た人が女人のように美しいって、女性を使って美しさを表していたけど、最後の2人の夜伽を有功が断った時に言った言葉が、あぁこの人も男の人なんだなって感じさせられた。
あんな事言われてみたい人生よ笑
それにしても家光、27歳で亡くなるのは早すぎるよ…
もっとイチャイチャして欲しかったしほんと、子供がいて欲しかったよ、、
元々日本史は苦手で、徳川家は皆さん名前が似ているので特に避けていたんだけど、この作品は魅入ってしまった。アニメでは1話で吉宗、以降は家光のみだからかもだけど漫画アプリで原作が読めるとわかったので続きは漫画でおっていこうと思ってる。でもアニメの続編も希望!!!!サントラもめちゃ良かった!!!!!!
何よりこの作品を見て、あぁ自分も日本人なんだなって当たり前のことなんだけど思い出した。