フィギュアスケーターを夢見た少女と自分の才能の限界でスケーターをやめてもやはり離れがたい青年が出会い、そして二人でメダルを目指していく物語のようです。
勉強も人付き合いも上手くない11歳の主人公いのり。彼女にはフィギュアスケーターになる夢がある、しかしフィギュアスケートをするにはとにかくお金がかかるし、なにより彼女のお姉さんも小さいころからフィギュアスケートをしていたけれど練習中の怪我でフィギュアスケートが出来なくなり、母はそれが心配でいのりが姉のようになったらと思うと心より賛成できない。
こっそりスケート場に通っていた時に、偶然いたのちのコーチになる明浦と出会い、あまり気乗りしないコーチの仕事の話を断っていたんだけど、いのりのスケーターとしての才能があることでコーチを引き受けることに。
日常のいのりは本当に頼りなく、オドオドした感じだけどリンクに立った瞬間から別人のようになる。スケートを始めるにはがけっぷちの年齢、果たして2人はどんな風に成長していくのか楽しみ。
何より、スケートのシーンが素晴らしい。スケートの振り付けのスタッフにフィギュアスケーターだった鈴木明子さんなど有名どころが関わっているということも素晴らしいなと感じられます。
アニメではあるけれど、スケートシーンを見るだけでも価値ある素敵な作品じゃないかと思います。