紫猫

恋は双子で割り切れないの紫猫のレビュー・感想・評価

恋は双子で割り切れない(2024年製作のアニメ)
2.9
高校生の恋愛ごっこ。
結局は「隣の家で育った幼馴染」や「双子で同じ人を好きになる」といったシチュエーションに恋してるだけ。仲良し三人組から取り残されたくないから、恋を言い訳に双子は取り合い男は選べない。
第三者の誰かに取られそうになって初めて必死になる姿がある意味リアルでグロすぎた。

実際に高校生なので高校生の恋愛ごっこでも問題ないけど、作者は高校生ではないはずで俯瞰した視点が全く描かれてないことが問題。
本当に文学や哲学に触れているのであれば、高校生でももう少し自省できるはずなんだけど鬱陶しいまでに他人の言葉を表面的に引用するだけ。
一昔前に流行った高校生や中学生たちが書いた携帯小説を、いい年した大人が書いてるようで恥ずかしくなった。
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