全て3D作品って上手く行かないけど、この作品は逆にそれを生かした素晴らしい作品だった。
最初は違和感あるけど、徐々に無くなっていって、LIVEシーンは3Dじゃないと表現出来ないもので、作画クオリティはハイレベルだった。
3D作品の大きな第1歩になった作品と言っても過言ではない。
内容面も文句なし。
過去と向き合い、段々と成長しながらも絶対に曲げない部分があって、それを貫き通すカッコ良さが本当に素晴らしかった。
しっかりリアルさを出してるのが良くて、人生はそんな優しくないと言っている感じが好き。
歌に関してもガチで鳥肌何回立ったか分からない。LIVEや歌のシーンの力の入れた方が半端なくて、目頭と心、そして体が熱くなった。
声優は恐らく声優志望とかじゃなくて、何かのオーディションで選出された人たちみたいだったけど、演技も違和感なく、むしろ良かった。
主人公は地声も歌声も良く、小原好美みたいな声だった。歌声はカッコイイ系だけど!
この作品はバンド系ということもあり、ぼっち・ざ・ろっく!と比較されて、どうなるかと最初は危惧してました。
でも、見てみたら、全然張り合える個性があり、予想以上にクオリティ高い作品でした。
本音を言えば、武道館に行くまで描いてほしいけど、それは難しいかもな。