このレビューはネタバレを含みます
好きシーン
・部長が、あすかの脱退に関して、かおりに「(あすかに)がっかり、、、かな」とこぼすシーン
部長の心の動きがめちゃくちゃ人間臭くて好き。あすかの優秀さが散々私の自尊心を削ってきたのに、いざという時にはその優秀さを発揮しないの?という苛立ちが募っている感じがめちゃ良い。あすかからしたらたまったもんじゃないけども。
好き台詞
「滝先生のこと、想って吹いたら?」「情熱的で苦しいバラードになっちゃうよ?」「そりゃだめだ、曲が変わっちゃう。」
主人公は、社交的で上手くやるのが得意だが、どこか冷めている久美子。
裏主人公は、不器用で周りと衝突するが、「特別」になるという思いで、静かに、でも熱く燃える麗奈。
この2人が高校の吹奏楽部でぶつかり、久美子は好きという身勝手な熱と目標、守りたいものを手に入れ、麗奈は周りの想いを背負って戦うことを学ぶ。
主人公である久美子は、手に入れたものを使って、かつての憧れだった、夢を諦めた姉と、今の憧れである、夢を諦めようとするあすか先輩を救う。