このレビューはネタバレを含みます
主人公久美子の3年生の物語。
中間管理職のように、下からのトラブルや、同期の衝突を優しく解決していきながら音を良くしていく。
シリーズ通しての特徴であるが、ほんわかした中にピリピリしたものがあり、緊張と緩和が面白い。
三年生編の目玉は、オーディション。
3回のオーディションで、ソリや、編成が変わり混沌かしていくところを、主人公が正しい道に運んでいくのが良かった。
正しさと自分の感情は同じではないけど、若き高校生が正しさ、良い音楽を追求していくのはすごく良かった。
演奏シーンが尺の都合少なかったのは唯一残念だが、また総集編の映画などでやってくれないかと期待。
9年間作品を楽しんだ身としては、金を取って終わるのは良いし、教師の道を選んだのも良い
「これが、北宇治最強メンバーです!」