たかな

舟を編むのたかなのレビュー・感想・評価

舟を編む(2016年製作のアニメ)
5.0
1つの辞書を作るということは果てしない海を航海するくらい長い年月を要するということ、
辞書を作る人にも作り手の人生があるということが上手く表現されていて大好きだった
11話で終わりなのが信じられなかった


漢字や文字の持つ多様性に目を向けられてそれを面白いと感じられることがとても美しいと思えた
私も語釈を伝えられるようになりたい


文字が浮かび上がり息をするようなアニメーション好きだ


辞書にも個性がある、言葉は生き物、辞書は進化し続ける、先生も一味でしょ、花粉の会話で春の訪れを感じるようになりました、西行、たくさんの言葉を知っていますが思っていることを上手く表現するすべを持ち合わせていないのです、あなたも言葉を愛している人なのですねより伝わりやすい言葉で表現しようとするのはその証拠ですよ、辞書は万能ではありません人の手で作っていますし、元々の意味が分からなくなったものもあるのです、なにかに生涯を捧げるということはどこか浮世離れするということなのかもしれません、用例採集カード、印象的だった


ギャグキャラも頼れる先輩役もなんでもこなす神谷浩史さん好きだ
オープニングの岡崎体育の潮風も好きだ
たかな

たかな