劇場版2作目から18年。一度閉じた物語が再び始まる。ARIA風に言うなら「願いの種が芽吹いた」ということなんだろう。おめでとう、会いたかったぜ。(さくらカード編見終えて一日後)
映画ではさくらが小狼君に抱きつく前にエンドクレジットに入ったが今回はちゃんと見せてくれた。これだけで見る価値は十分にあるが、一番心打たれたのは苺鈴ちゃんがさくらを下の名前で呼び始める回。なんか『ツイン・ピークス』でノーマとエドが25年越しに結ばれた回が何故か重なって泣いた。
さくらカード編から時間を空けず見ると時代の変化をくっきりはっきり感じられる。演出から絵まで現代に合わせて色々変わってしまった。(セル画でCLAMPの絵の特徴を掴んでたキャラデザの方が好みではあるが悪くはない。)劇中でも皆当たり前のようにスマホ等の情報端末機器を持っている。ユエがパソコンで連絡を取る絵面はなんともシュールだ。一番ビビったのは知世ちゃんの撮影が遂に空撮の領域に入ってしまったことである。いや、ドローンって(笑)常々トレンドの先を行く女の子だな…
劇場版との矛盾を埋める為の無理くり設定も感じられたが内容は普通に楽しいいつものCCさくらである。まさかの所で終わってしまったので続きが気になってしまって仕方ない。今年でアニメ化25周年なんだよね？そろそろ2期の発表では？早く続きを見させてくれ！
ロスが凄いので『ツバサクロニクル』か他のCLAMP作品でも見ようかね…
