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ドラゴンボールDAIMAのswのレビュー・感想・評価

ドラゴンボールDAIMA(2024年製作のアニメ)
2.0
19話まで鑑賞。全体的に「GT」前半の焼き直しで、戦闘に重きが置かれておらず、冒険活劇といった感じ。

たとえアツいバトルシーンがなくても、面白い冒険活劇なら良かったのだが…。

期待していたのは進化した2024年版のドラゴンボールだった。しかし冒険活劇としてはストーリーはどこまで進んでもチープなままでなんの面白味もない。アニメーションにも全く迫力がなく、BGMも盛り上がりに欠け、戦闘シーンですらかっこいい描写は皆無。話のテンポも非常に悪く、遅々としてストーリーが進まない。シーンや会話などのテンポまで悪いので見ていて退屈になってしまう。完全に「GT」の失敗を繰り返していて絶望的な気持ちになった。

ドラゴンボールZ放送以降、素晴らしいバトルアニメが数多く輩出されてきて、この進化した近代的なアニメーションでドラゴンボールのバトルが見れる!という期待は見事に裏切られた。

ゲームの「ドラゴンボールZ Kakarot」の方が数倍凝った作りで、ドラゴンボール愛に溢れた演出や追加ストーリーがあり、本物のアニメがゲーム内のアニメシーンに勝てないのか…。と思ってしまった。

Daimaのスタッフは本当にドラゴンボールが作りたかったのだろうか?好きでもない人たちが、とりあえず作れば金になる、くらいの感覚で作ったんじゃないかと思ってしまう。Daimaは早々に打ち切りにして、「Kakarot」の製作陣が指揮を取る全く新しいドラゴンボールが見たい。
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