何の前情報も無く(同時に期待も無く)録画してみてたら意外なほど面白かった。
以下ネタバレあります。
最初のクールは宮廷のドロドロ劇。生意気だけど働き者で頭も回る少年と、ミステリアスな若様が血みどろの跡継ぎ争いに巻き込まれる(というか引き起こすというか)。
同時に若様のお妃候補の四人の女性が最初は牽制し合っているのに途中から仲良くなり始める展開が良かった。
と思ったら終盤で怒涛の畳みかけで見えない悪意が暴かれる。
うわーこんな女、居そう…ここまで完璧じゃないけど。
次のクールは謎の「猿」と怪しい薬をめぐる騒動だが、こちらも終盤になって驚愕の事実が判明する。
とある漫画(アニメ)を思い出す展開だが、現代日本であるならば、おそらく山内はもう長く持たないだろう。
これ以降続くのか分からないけど、あまり幸せな展開にならないように思う。
自在に烏と人間を行き来するスピード感や、鳥の姿での争いが斬新だった。
でもお互い八咫烏なのに「烏の姿で死んだら誰か分からない」というのが笑える。
嘘やん。そっちが本来の姿じゃないの?そんなことある?
人間の姿を取り過ぎて分からなくなってるってこと?
これが本当であれば「馬」も誰か分かってないという事であり、馬の振りすればいくらでも潜入可能だと思うのだけれど。
「馬」だって言葉分かってるだろうし。
澄男が烏から変身しながら斬りかかるシーンがかっこ良かった。