ドラマ系の作品が見たい方は、一度見るのは良いといえます。
アクションが見たい方には、余り向いているとはいえません。
「感想」
物語や、この作品を作り上げる発想は面白いです。
とはいえ、最終回に近づくにつれ、主人公である男女2人が、知的才能に溢れるがゆえに陥りがちな、サイコパスかつ、ただの理屈のみの人になってくる。
ただ他人を利用しているだけ。他人がどう感じていて、どう思っているのかなんて考えないし、感じようともしていないよう。
こうなってくると、「あっそ」という感想になってくる。観客・視聴者であるこちらには、もはやどうしようもないから。
優れていようが、失敗があろうが、実力が足らなかろうが、破綻してしまっていようが…どうでもいい。
その程度のもの。
現実世界ではこういう人たちは、時に人の人生にずかずかと入り込んでくる侵入者となり、実に厄介な存在となりうる。
しかしありがたいことに、本作は創作物であり、テレビ番組だ。ただ無視すればいい、関わらないで放置すればよい。
