このレビューはネタバレを含みます
岐阜を舞台にした「小市民」自分自身、生まれ故郷が岐阜なので、美しい長良川の河川敷、忠節橋、柳ケ瀬の繁華街など、懐かしい風景にノストルジーな気持ちになりました。
原作者の岐阜愛が伝わって来ると共に映像化して頂いた、制作会社ラパントラックさんに感謝です。
物語りは中学時代に問題事を推理したがる性格で苦い経験をした小鳩常悟朗と、同級生の小佐内ゆき。お互い「小市民」を目指すためにコンビを組むが、二人の性格上日常の中で起きた事件に興味を抱いてしまう。
二人のスイーツ巡りなど平和な日常生活の中にキレわたる推理。二人の関係性は良いが、どことなく冷めた雰囲気に切なさを感じてしまう。
結末は小佐内ゆきの緻密に計算された策略とクールさに少し驚きを感じました。
これで二人の物語りは終わってしまうのでしょうか。少し寂しさも感じます。
2期制作も決まっているため今後のストーリー展開が楽しみです。
実写風景にキャラクターが溶け込んだエンディングは、凄く好きです。