このレビューはネタバレを含みます
備忘録
①2.5
②1.5
③0.2
④0.2
久しぶりの物語シリーズ!
今回は阿良々木暦を取り巻く少女達の物語から始まり、満を持しての阿良々木くん登場!
これまでは常に阿良々木くん視点の物語だつたからこそ、モンスター&オフシーズンでは「主人公・阿良々木暦」の側面が際立っていた。
『業物語』の他とは一線を画す作画、演出は正しく物語シリーズのルーツとも言えるお話にぴったり。伝奇、オカルトチックな物語として、良い意味で浮いている。
『忍物語』では女子高生連続木乃伊化事件が発生。ミステリー要素全開なのが良い。最終話にて文字通り飛んできた影縫さんが強烈なインパクトと共に登場。
「迷わへんよ、大人やから」
この台詞は数多の感情や意味を内包しているようでもあり、究極的にシンプルな答えともとれる。常識とはかけ離れた位置にいる影縫さんらしい言葉だ。
ラストシーンでは阿良々木くんとガハラさんの掛け合い。内容は今回の顛末について。
今回の着地はまだ自分が子どもであるが故の結末で、モラトリアムは続くと語る阿良々木くん。授業の時間だからと別れを告げて去っていくガハラさん。遠ざかっていくガハラさんの後ろ姿は、大人になっていく戦場ヶ原と子どものままでいる阿良々木くんの対比なのだろうか。
かつて阿良々木暦に助けられた少女達も、それぞれの在り方と共に青春を駆け抜け大人になっていく。
これまでの物語シリーズとは味わいが変わるであろう今作に続く物語達も映像化されますように。