KAMA

ハズビン・ホテルへようこそのKAMAのレビュー・感想・評価

ハズビン・ホテルへようこそ(2024年製作のアニメ)
5.0
2024年2月にシーズン1を全話視聴。

自分の生涯で観てきたアニメの中でもトップクラスの面白さ。
ハマりました!

地獄のプリンセス・チャーリーが地獄の人口過密に対する天使達による間引き(= 虐殺)を食い止めるため、罪人を更生して天国に送り出すためのホテルを開業。とはいえ、暴力と性と酒とドラッグに満ち溢れてモラルがマイナス方向に振り切れているような奴ばかりの地獄では当然思い通りに事が運ぶ訳はなく。それでも「どんな過ちを犯した人でも変わることが出来るはず」という希望を胸に奮闘するミュージカルアニメです。

とにかくキャラクターデザインが良い。圧倒的に良デザインなキャラがわんさか出てくる上に、どれもこれも癖が強くて魅力的なキャラクターばかり。観ているうちにキャラクター達にどんどん愛着が湧いてきます。私はアラスターがお気に入り。

そして音楽の素晴らしさ。1話毎に2曲のミュージカルシーンがあるのですが、どれも良曲ばかり。第4話の『Loser, Baby』など、そこに至るまでの展開と合わせて観ているこっちの魂までもが救済されそうな秀逸さ。

たくさんの良曲と素敵なキャラクター、そして「人は変わることが出来る」という小さな希望が少しずつ何かを変えていく物語が本当に最高でした。
既にシーズン2の製作も決まっているとのことで、続きが待ち遠しいです。
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