このレビューはネタバレを含みます
バカふざけるときのP.A.って感じの作りだけど、なんかこう……お話のスケール感とかナンセンス要素の盛り込み具合とか、怪作のくくりに入ることは間違いない。なのに怪作として変なバランス感でキッチリまとまっている、めっちゃ不思議な作品だ…
お話の着地のさせ方が地味にすごいなと思っていて、多分おれも含めてみんな登録者数100万人達成かなんかして晩杯荘の取り壊し回避、で終わるもんだと思っていたと思うんですよね。そこではなくて、まさきの配信者復帰を着地点に持ってくるってのは驚いたけど、話のスタートを考えると確かにココがゴールとしてふさわしいな、と
鬼ごっこ自体が壮大なドッキリだったこともあわせて、視聴者までドッキリにかけられた感じがあって妙にスッと飲み込めたのもすごかった
あと、EDの編集点がかなり素晴らしかったです。サビ以外はマジで普通にセリフなのに、曲のリズムに綺麗にハメこんであって、作曲陣と長谷川育美さんすげ〜〜ってなってた。毎回
セリフだから本編との繋がりがシームレスなのもまた良い。OPもラップトップをパタンと閉める音で終わらせているから、そういう繋がりの綺麗さなんかにはP.A.の技量の高さを感じさせてくれましたわ
