「描け、描くんだナツコ」
新進気鋭の天才監督・広瀬ナツコが子どもの頃から大好きだったアニメ『滅びゆく物語』の世界に転生し、ストーリーを全て修正（＝全修）していく物語。作画机召喚シーンが結構好きで毎度ワクワクしてたし、BAND-MAIDによるロックなオープニングもかっこよくて毎回その二つを楽しみに見ていた。
その一方、ストーリーの方はそこまで面白くなかったかなぁ。終盤の絶望展開は結構好きな方ではあったけど、そこに行くまで少し停滞感があったし、終わり方にも不満が残る。ハッピーエンドは嫌いではないんだけど、ちょっと説明不足で強引。異世界転生を経てナツコがどんなふうに変わり、その経験がどのように映画『初恋 ファーストラブ』に活かされたのかとかしっかり描いてほしかった。
