Ryo

不遇職【鑑定士】が実は最強だったのRyoのレビュー・感想・評価

2.0
良くある、なろう系のご都合主義展開のハーレム物。

世界樹まわりの説明が最初にさらっとだけされたのみなので、いまいち設定が良くわからず終始モヤモヤ。世界樹から精霊核を取り出して、そこにユーリ達精霊を移せばダンジョンの外に移動できて、核に移動させたら世界樹本体は消えるって最初言ってた様な気がしたけど、樹が消えて無い姉妹もいたり何か良くわからん。あと、最初に精霊樹は6人だか7人だか言ってなかった?最終話で後4人居るとかさらっと増えて居るけど、最初に9人って言ってたっけ?

ゴア表現にやたらこだわっている割には、戦闘自体の描写はしょぼく、魔物のデザインがテキトー過ぎて正直ダサい。そして面白みに欠ける。ウルスラを含めた精霊の守り人(?)も一緒に連れて行けているのに、戦闘には一切参加はさせない謎w ウルスラは魔力最強だったんじゃなかったっけ?w

最後に出て来た魔族筆頭の貴族(?)とか何とか最強みたいな評価が有りながら、武器が飛び道具のリボルバー拳銃って何なんだろうか。魔法とか身体能力の方の最強じゃないんかいw しかもアインにあっさり騙し討ちされて弱体化もしてるし。敵もキャラクターの作り込みが浅いので、言うてる割には最強感が無いw

途中から鑑定士設定何処に行った?と言いたくなるぐらい鑑定能力使って無いし、鑑定したスキルを何でもかんでも吸収するのはただの器用貧乏に陥るだけのような気がする。吸収しておきながら、今後二度と話に出て来ない能力だらけだろうし、作者もアインのスキルが多すぎて、その内忘れると思うよ?w

何か全体的に設定がしっかりして無いのでずっとふんわりしてた。
Ryo

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