『フォリ・ア・ドゥ』の影響もあって視聴。
凝り固まったヴィラン像を変えようしたのが、多分今作の目的だと思う。さほど変わってない奴もいるものの、ジョーカーのいないハーレイや、圧倒的な能力がないクレイフェイスの成り立ちは良かったと思う。他のヒーローから来たんだろうスーパーナチュラルの人達はよく分からないけど…(その回はよく思い出せない)
特に擦られまくったトゥーフェイスの、今作独特の解釈はとても気に入った。顔を焼かれて悪に落ちる今までの描き方に対し、今作のデントは登場時点から「光の騎士」の名からはほど遠い、傲慢な下衆野郎である。なら、顔を焼かれてどうなるのかと言えば、驚いたことにそこで初めて彼の善性が生まれる。報いを受けた彼は自身の罪を認めることで、一瞬であるものの、犬猿の仲だったバーバラを始めとした他人を思いやることができる人間になるのである。(焼かれる顔の面がコミックや映画と反対側なのは、恐らくそのせい)「美しさは外見ではなく、内面にこそ宿る」という言葉をまさに体現していて感動的なのだが、善悪の二面性に悩み続けるロールパンナ的なデントを支えることのできる唯一の人間がメロンパンナの立場にいる、散々争ったバーバラなのがまた良い。二次創作でも良いから二人のIFルート作ってくれよ!と思った。