久々の京アニが新規で出すテレビシリーズ。どうしても続編が続いていた。とはいえ、「日常」のあらゐけいいち作品。
で、問題はアニメを見るようになったのが遅いせいで「日常」を通ってない、というところ。結果、初めて触れたあらゐけいいちは、何が面白いのか、まったくわからなかった。ギャグというのかコメディというのかナンセンスというのか人情ものというのか。小松未可子、石川由依、豊崎愛生の3人がメインかと思ったらちっともそんなことはなく、なんならストーリー、というべき側面は日常ものに終焉をもたらす時間経過の要素としてある七瀬彩夏&田所あずさのパートに全部担わせてしまってる。そこは確かにちょっとうるっとくるが、ギャグとしては何も面白くない。正直、上記の3人のキャラはかなりドライブしそうだし、Youtube撮るとことは面白くなりそうだったのに、チャーハンの回とか本当にいらなかった。群像劇だよ、ということの頂点を5話に出しているのでその後がね。
その上で、5話の何分割するんだよ、分割した上でどうして全部そんなに精緻なんだよ、というアニメーションの凄さ、テカリダケonステージに見る福山潤の凄さ、レース回におけるカメラアングルの凄まじさなど、見るべきものはかなりある。でも本当に一回も笑わなかった。それじゃギャグとしては評価しない
