あらゐけいいち先生の作品、『日常』以来のアニメ化作品。
ある一つの街の住人たちに焦点を当てたコメディ作品で日常よりもキャラの多さやシュールさは増してる。これと言って主軸となる人物がいるわけではないがいつもの面々で繰り広げられるストーリー展開はずっと観てられる。
コメディだけでなくえっちゃんとまつりの感動パートもシーズンを通して散りばめられており、何かまた観たくなる意欲が出る。えっちゃんのノーベル賞返しは感動するって、ホントに大親友だったんだなって。
前半は良い意味で漫画を超えないアニメ、後半はアニメで出来ることを試しまくった攻めの作品。
提供無しの長尺ストーリーや立湧の次回予告とかマンボNo.5で仕留めた回とか最終回はミュージカルですか笑
それでいて無声のストーリーは強すぎるし、シュールでここまで強い作品も他にないし真似できない。何より万人ウケしないこのノリが良い。
主題歌もバッチリだし、やっぱり京アニって強いなあって思ってしまった。