毎話、「ここで終わんの！?」というところで唐突にEDに入ることでお馴染みの今作。最終回も謎というか引きを充分に作ったところで終わってしまいました。まあこれは次シーズン確定と思って待つことにします。
もぐらが語る霊現象の解説は妙に説得力があり、「なるほどそういう事なのかもしれんな」と納得できて、今後怪異に遭遇しても怖がらずに済むかもしれません。
そもそも怪異を産む根っこには生きてる人間もしくは過去に生きていた人間の振る舞いや性格、業という物みたいのが深く関係しているという点で、ただ怖ろしいだけじゃなくそこには悲しみややるせなさや悲しみがある的な話になっていて、ただの化け物退治話じゃないところが良かった（そのテイストは今作に限った物じゃないが）。その語り口が中村悠一のあの感じだからというのも良いのだろうな。
作品的には派手さも無いし、それほど話題にも上らない1本ではあったが個人的にかなり楽しめた作品でした。
