侵略者がやってきて地球人を滅ぼす未来を避ける話。
まどマギとドラえもんとデスノートと海のトリトンのつぎはぎみたいな話だった。
まどマギみたいに最初は主人公と友達の性格が逆だった、健気だった、でも守る人を見つけ力を待ち変わって闇堕ちしていった、守る人のために世界を壊す、という展開で、主人公と友達の闇と光がまどマギとは逆だったが基本構造は同じ。
途中からドラえもん、デスノートになる。
民主主義が独裁主義よりはマシなところを描写したり、ドラえもんはのび太がバカだったから平和だが賢い(という自意識を持った究極頭の悪い)人間が使うと世界が崩壊するという皮肉を描写している。
マスコミとジャーナリスト、視聴者の感動ポルノによる共犯関係や、右翼と左翼が両方バカなのも社会風刺か。
後半海のトリトンの富野由悠季版のように実は人類が侵略者というのもオチに使われるわけでもなくそのまま設定がフェードアウトしていった。
最後はご都合主義的にハッピーエンドになって失速気味だったが途中まで面白かった