うらぬす

DEVIL MAY CRYのうらぬすのネタバレレビュー・内容・結末

DEVIL MAY CRY(2025年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

血塗れの激しいアクションと、アメリカの帝国主義に対する痛烈な風刺を高度なレベルで融合させている。台詞を排し、異なるスタイルで対照的な2人の過去を描く6話はかなりのチャレンジだったと思うけど、この6話があることによって、対立が対立を、暴力が暴力を呼ぶという悲劇的な事実が浮き彫りになっている。代償として、主人公であるダンテの存在感が薄れてしまっているけれど。
総じて、原作ゲームを知らなくても十分楽しめた。というか、どうやら原作のファンからはやや不評気味?の様子。その理由を確かめるために、とりあえずセール中だった原作1〜5を買って積んでおいた。