手堅くてそこそこ面白いはずの原作の児童書のストーリーを、おそらくかなりの駆け足で描いていて、正直やや置いてけぼり感がある。
クレイアニメ風のCGの質感それ自体と、躍動感あふれるアクションシーンはかなり魅力的で、この作品のアイデンティティになっている。
ハイファンタジーでありながら、管弦楽器の音色よりもゴリゴリの電子音の方を強調するような劇伴は意外性があって悪くないかも。
シーズン2があったら見るか迷う。今すぐに続きを見られるならたぶん見るけど、1年くらい空こうものなら話の内容を忘れてしまいそうで……。