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美少女戦士セーラームーンCrystal 第2期のmaroのレビュー・感想・評価

4.0
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★★

原作漫画『美少女戦士セーラームーン』第2部の「ブラック・ムーン編」のアニメ化。
90年代のアニメ版でいうと『美少女戦士セーラームーンR』(1993-1994)に相当。
前回の第1期と同様、細かな違いはあれど、原作漫画に忠実な構成。

30世紀の未来から助けを求めて過去にやって来たちびうさとの出会いと、プリンス・デマンド率いるブラック・ムーンとの死闘が面白かった。
第1期では前世からの因縁を描き、今回は1000年後の未来。
時代の幅が広すぎる(笑)

しかも今回の話、メチャクチャ泣けるんだよね。。。
これ漫画でも泣いたんだけど、オチわかってるのにアニメ観ても泣いたわ。。
セーラープルートに起こる悲劇と、最終話でのうさぎとちびうさのやり取りはもうね、涙なしには観れなかったよ。。。

ただ、すごく気になるんだけど、ちびうさはブラック・レディとなって、タキシード仮面を手中に収め、キスまでしちゃうんだが、、、あれ、実の父親だよなって。
しかも、月の一族は長寿で成人した後は老化が止まるらしく、見た目はタキシード仮面も、父親であるキング・エンディミオンも同じなんだよ。
なのに、男として見れるのかって。
まあ、圧倒的な美男子だと親子の壁も変えちゃうのかもしれないけど(笑)

そんなわけで、1000年後の未来の自分たちと共闘するという夢ある設定がとても面白いお話。
90年代版の『R(アール)』とは全然違う展開なので、かつてそれを観た人でも十分に楽しめると思う!

(2023.6.8追記)
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