このレビューはネタバレを含みます
社会が人の未来を選ぶんじゃないわ、人が社会の未来を選ぶの
この言葉に尽きる!
今回は集団的サイコパスの判断をどう取るか?
これは今まで犯罪係数を個人に適応してたが
シビュラ、鹿矛囲の出現により集団的サイコパスを判定する必要が出たため
シビュラは自らのシステム内の犯罪係数を上げる脳みそを破棄し色相をクリアすることで進化もしくわ問題解決とした
しかしこのことが将来的な集団的サイコパスの上昇による、大規模粛清ならぬ大規模虐殺の可能性を生んでしまったところでエンディングとなる
朱的には人を信じ人が守る法を信じるという信念は全く変えないし
ここが彼女の色相を常にクリアにする根源になる事が判明することに。
これは実社会における、法令遵守と自主的な人間の尊厳の両立こそが平和な世界の実現になるというメッセージだと感じました。