このレビューはネタバレを含みます
麻枝准がシナリオを書いて、再び「Angel Beats」の制作陣が集結して作られたアニメシリーズ。
思春期のうちに能力が発現した少年少女が集められた学園を舞台に、能力者を救うために活動する主人公たちの話。
途中で主人公の妹が崩壊の能力で死んでしまうのも驚いたけど、9話でさらにツイストするシナリオはなかなかトリッキーで面白い。
主人公が他人に乗り移れる能力を持ってると思いきや、実際は他人の能力を奪い取れる能力だったという。
しかも、タイムリープ能力の兄がいて、主人公と妹は彼の記憶をあえて消されてて、死んだ妹を助けるために兄貴の能力を奪って主人公がタイムリープして助ける流れは熱いな。
主人公達のメンバーの1人である高城は、見た目も声もキャラクターも完全に「Angel Beats」の高松とダブっていて笑う。
劇中バンドのZHIENDのボーカルも声が沢城みゆきというのもダブってるな。
そして、4話では案の定の野球回という。
最後は世界中の能力者の能力を奪い取って、主人公が自らを犠牲に能力の無い世界にするって終わりなんだけど、駆け足な感じもありながら13話でコンパクトにまとまっていて見やすいな。