面白すぎて感想を書くのがなかなか難しく、うんうん唸っていたらかれこれ数ヶ月。
とにかく面白かった。全25話が濃密で激しく、あっという間。
本作はFateシリーズのスピンオフ。描かれるのは『stay night』から遡ること10年、冬木大火災を引き起こし幕を閉じた第四次聖杯戦争。
結末が決まっている状態で何に力を入れるのか。脚本かキャラクターか戦闘シーンかと考えていたけれど、予想を上回る魅力がそれぞれにありスピンオフというよりも純粋にひとつの作品として成立していた。
第一期は聖杯戦争が激化する前の緊張感が心地よく、これから何が起こるかという「物語への興味」で心を掴む。本格的に聖杯戦争が始まる第二期では戦いの迫力やキャラクターの心情や信念などの末路といった「登場人物の魅力」が話を動かしこちらの目を釘付けにさせる。
特別に一時間の枠を使った第一話で各陣営のサーヴァント召喚を最後に持ってきたのが本当にワクワクした。冒頭こそ(「イタリア トリノ」と出てるけどめちゃくちゃ明治村にある帝国ホテルだな…あ、この教会も明治村だ…)と気になるところはあったけれど、今思うと些細なこと。
誰から退場するのか、誰が誰と戦うか。因縁と愉悦と望みを振りまいて二期へ。いやぁ気になっちゃったよね!