政治側の視点から異能を持つ存在を捌こうとするから、小難しい理屈や例外を使い存在を捉えていく話かと思った。そしたら話を進めていくうちに、見方を間違えていることが分かった。この異能を持つ女性を反対にいる人から善悪や自殺という道路をとおって無双する話だった。いや、無双と書くのは意味を包括している気がしない。なんとも難しいアニメのようで、最後の曲世のセリフのようにはぐらかしされてるような気分だ。ストーリーで引き寄せられたのに、最後はセリフの中にある言葉や写される文字を君はどう捉える？というような、前衛的なモチーフに帰結していく。
見てよかったとは思う。結局、自殺法という斎の道理に曲世が生き生き悪を実行できてんなーぐらいには思ってしまう。
