たまたま劇中の日時と重なる9/22に見始めた。面白すぎて2日、時間的にほぼ1日で完走。
締め方で評価を落としているが、個人的には過小評価だと思う惜しい問題作。後味は悪いが「続く」と「終わる」の皮肉のよう。というか第二章(7話)までの勢いが面白すぎた。
2話での事情聴取の演出が好き。実写では単調になりがちな場面だが、アングルの角度、アスペクト比の変更、視線の動きなど、この時点で正崎らが完全に掌で踊らされていることが分かる。
問題の7話は視覚の暴力に加え、曲世(cv.ゆきのさつき)の問い掛け、正崎(cv.中村悠一)の泣き叫ぶ声、九字院(cv.櫻井孝宏)の箍が外れた様子など、声優陣の演技も圧巻。
曲世がチートすぎる舞台装置ではあるが、正崎も尽く死亡フラグ立てていくのは残念に感じた。
また、大統領の過去が矢鱈詳しく描かれていたがその尺を最後のシーンに使って欲しかった。
どうでもいいけど、本作を視聴するほんの少し前に『すべてがFになる』を視聴したせいで、Fの意味を考察したけどそこまで深い意味は無かった。笑