チート!無双!に対するアンチテーゼのような作品
超能力っていうフィクションで極端なものを用いた”アイデンティティ”のお話
人間は多面的で二面性(矛盾)をもつ生き物で、それが人間味。作中の台詞にある”魅力の本質”だけど、好きになるのも嫌になるのも人間味だったりする。
基本的に胡散臭い霊幻だけど、たまに核心をつく。
擦れて屈折した大人になってしまった霊幻と純粋で素直で真っ直ぐなモブくんの対比が良くて、お互いに良い影響を与えてる。
きっと霊幻がいなかったら自分にこの作品は眩しすぎたと思うので、いい味を出してる。