みん

ハイキュー!! TO THE TOPのみんのネタバレレビュー・内容・結末

ハイキュー!! TO THE TOP(2020年製作のアニメ)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

「落ちた強豪、飛べない烏」
烏野の不名誉を挽回するチャンスが訪れた。
舞台、全国春高。

影山のユース、ツッキーの県選抜強化合宿から、春高、全国2位稲荷崎との戦いまで。
このシーズンに限らずハイキューは全話書き残したいことがありすぎて本当に困ってしまうよ…
特にこのシーズンは本当に登場してくる人も多いし色々と錯綜してるからまとめるのしんどいです。
が、やはりこのシーズンは特に日向はいつも通り良いのだが、田中が本当に良かった…

日向が影山とツッキーが選抜選手に抜擢され、自分だけ、と悔しがって県選抜に乗り込みボール拾いしかさせてもらえない、練習に参加させてもらえない時は、さすがの日向も心折れるんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、
人のプレーを見て吸収して、スパイクだけじゃない、影山に頼らない自分の使える武器、1番自分の弱点だったレシーブ力磨いて戻ってきたのは、
一期ではただ単にスパイク打ちたいマンだった日向がこんなにも頭を使って、人のプレーと動きを分析してバレーをする日が来るなんて…
そのレシーブ力が稲荷崎戦で発揮された時はここぞというタイミングで伏線回収してくるじゃん…と号泣な上に、スポーツ漫画で伏線回収なんて存在するんだととても感動しましたね…間違いなく私的スポーツ漫画1位です

のやっさんがジャンフロ克服のために同期の木下と練習してる場面の言葉「選択肢が増えるってわかっててやんないなんて、つまんねえよ」
生まれながら前向きな人だと思ってたのやっさんが、侑のジャンフロ勝負の過去回想で怖がりだったことを知り、久々に恐怖を感じながらも侑のジャンフロをオーバーで取ったのやさんが、
公式戦デビューながらピンサーをきめられなかった木下に、あげたぜ!!って👊ってする場面、本当に号泣すぎた…
コートの中と外でも関わらず、木下の練習の頑張りを認めて証明し、ヒーローになれなかった木下を、烏野全員で戦ってるんだってことを実感させてくれてるの、本当に漢前すぎるし「鼓舞」の言葉が本当に似合う漢です…

稲荷崎戦での田中スパイクがシャットアウトされ上手くスパイクできない思うようにプレーができなくて、一回、一本失敗しただけで全部ダメだってなって、チーム1の強メンタルの持ち主が怯んでしまった時、
チームにおける自分の立ち位置や、自分が他のチームメンバーには劣る「凡人」であることを認め、けどそれは諦める理由にはならないって自分で自分を奮い立たせられるの、
本当にすごいし、常に自分を信じて努力し続けられてきた人だからできらことなんだろう、「直向」の言葉が本当に似合う漢だよ…
「ところで、平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか」

稲荷崎戦で、あと1点確実に決めるっていうみんなが焦ってプレーの速度が早まり自分の首を絞めている場面で、
あの日向がみんなを一息つかせる「オーラーーーイ!」レシーブはもうさ、スガさんの日向の回想も相まって一緒に泣いたわ。
一年合宿で百沢に「楽していこうぜ!」って言った言葉も蘇って、いつも全力な日向がめっちゃ成長していると感じそこでもまた泣け、圧倒的主人公属性、日向翔陽を見せつけられた。

次は両チームお互いが念願だった「ゴミ捨て場の決戦」。全国の舞台で勝利の女神はどちらに微笑むのか。
みん

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