天下の超かぼちゃ王大将軍

ダイヤのA actⅡの天下の超かぼちゃ王大将軍のレビュー・感想・評価

ダイヤのA actⅡ(2019年製作のアニメ)
4.5
「人生の野球アニメ(漫画)No1を更新」

まぁ、前回1位は存在しないけど。

アニマックスを垂れ流ししながら作業してたりしてて、そこで大分前からやってたんやけど、最近また最初から始まってんのを見てたらちょっと面白くなって、アマプラ+Dアニメストア契約して一気に全部観てしまった。

ハイキューもそうやけど、
スポーツものは真面目にスポーツやってる方がおもろいね。

最初、乗り気じゃなかったのが、主人公が入る高校って野球の名門高校なんよね。
下克上的なのが好きなので、エリートの物語ってあんまり・・・って思ってたら、
田舎から出てきた主人公が名門に入ってエースを目指す話やけど、まぁ大概ポンコツで、他にエースもいて、そこからの這い上がり的な?

ハイキューより名門やけど、ハイキューに近いのかもしれないね、主人公の立場的には。

そういう意味でもすんなり見始められた。

そして、やっぱスポーツものって高校を題材にするの最強過ぎる。

ダイヤのAを見て改めて思ったのは、高校の部活って短いねぇ。

1年で入った時には基本スタメンに入れず、3年が引退した秋からが基本やし、つまり3年とは数か月しかおらん。
2年の先輩も結局、スタメン組んで本格始動した秋から翌年の夏には引退やしね。
後輩として入ってくる1年との関係もそう。

結局、先輩、後輩との関係って1年ちょっとなんよね。

自身も2年半。そう考えるとみじけぇし、毎年、チームを作り直す必要があるのって、よー考えたら凄い事。

夏の甲子園にトライできるのだって、1年からスタメン出て3回ってのは稀だろうね。特に名門だと。
3回ともにスタメンに入れない人が多いんだろうし、は入れても3年で1回トライなのかもしれないし。

高校の部活は有限であるがゆえにドラマが密だよね。

そこに野球とか運動部は大会という高校スポーツのシステムがあるから、
そこを軸に描けるしね。

本作はほんとストイックに野球やってて、イップス描いたのも結構珍しいなぁって思った。

恋愛要素にも走らず、部活部活。

青道、投手王国の割には皆打たれ過ぎな気はするけど、まぁ試合中のドラマ描くには点獲れないといけないから仕方がない所ではある。

ちょっと、ほわっと点獲られる事も多くてイラっとする事も多いけどね。
沢村なんてほぼイライラするけどね。

ただ、沢村の努力の描き方とか、成就する過程、瞬間ってのはスカッとですわな。

うるせーだけだった沢村も、なんか面白過ぎてこっちも一声欲しがってしまうし、キャラも結構良いの揃ってて、特にActⅡのキャラ豊富やなぁ。

演出が一辺倒で何起きるか分かるっていう不満点とかもあるんやけど、
一気に見れてしまった。面白かった。

出来れば漫画で読みたいけど、現時点でアホほど巻数出過ぎてて、流石に大人買いを躊躇するなぁ。