手水舎

転生したらスライムだった件の手水舎のネタバレレビュー・内容・結末

転生したらスライムだった件(2018年製作のアニメ)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

なろう小説が馬鹿にされる原因

自分はこの作品を肯定してはいけない


ストレスフリーで見やすくて、悪役はコテコテで小物臭が漂い、それを主人公が圧倒的な力で倒してスカッとする。しかし努力は表面的で成長は都合主義。そして挫折や葛藤、失敗して後悔といったものとは無縁である。

中高の時に授業中よくやった妄想みたいな感じだと自分は思ってます。

観てから時間が経ちました。当時はスラスラみれて良かったと感じていたのですが、考え直してみると基地外だったかもしれない。。下は振り返ってみた率直な感想です。

まず主人公の都合のいい事しか起こらない。ここが1番面白くないです。終始ゲームやってんのかコイツって…

異世界転生ものって元の人生で上手くいかなかった事、成し遂げられなかった事をやり直す為にあるとあくまで自分は考えてるんですけど、これはやりたい放題してるだけですね。。サクサクは見れるけどそれ以上の事はないです。

まず狼は父親を殺されたのに付き従った。意味がわからないです。仇でしょう?それとも人間とは違う感性をもっているんでしょうか?強いものには直ぐに降伏する事があっちの世界の狼の常識なんですかね?その生物生物の習性や見方、文化なんかもあるとは思うんですがご都合主義にしか見えなかったです。

次に鬼。こいつら誇り高き一族だと自称していたのにも関わらず力と名前を与えられ、強い事を知ったら即しっぽフリフリ。随分と薄っぺらいプライドを持ち合わせてるんですね。あっちの世界の鬼って。

主人公を主君として仰ぐに足るかもっと具体的な時間をかけての展開があって欲しかった。力を与えられた後も、最初は刺々しく警戒をしていたが主人公が器のデカさを見せていって徐々に信頼をしていくみたいな在り来りだけど必要な展開が。
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