綺麗な長回し映画。構図へのこだわりが強く、オフスクリーンの使い方が好きだった。しかし、長回しをしている時は上手く緊張感を継続させられているのだが、ところどころ入る回想シーンがいかにもな回想シーンでそ…
>>続きを読む静かで、どこを切り取っても画になるような美しい構成の映画。主人公の心情が大きく揺れるときにBGMが流れて、あとは風の音や爆撃音、息づかいなどが使われていて、普段見ている作品とのギャップが新鮮に思えた…
>>続きを読む静かな映画です。そして知らない世界を凝視するかのようにじっとりと「見続ける」映画です。
いつまでも歩き続ける老婆の姿は、バックの背景ともあいまって、時に1つの絵画のように意味深く見ている者の心に語り…
’91年にソ連邦解体、その後の設定であるアゼルバイジャン映画。静謐で美しい画が続く中、耐え切れない哀しみが身を包み始める。戦争で失くした息子と、老衰により亡くなる夫。形見分けのような狼の姿が、彼女を…
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