ナタリー・グランジェ(女の館)の作品情報・感想・評価

ナタリー・グランジェ(女の館)1972年製作の映画)

Nathalie Granger

製作国:

上映時間:83分

4.1

『ナタリー・グランジェ(女の館)』に投稿された感想・評価

マルグリット・デュラス。
白状するが、未だ本作に就いては捉え切れて居ない為、フォロワーの方々には本稿は読み飛ばして頂きたい。
海外盤の鑑賞で、台詞は全て理解した積もりであったが、慣れ故に何か読み飛ば…

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mifuyu

mifuyuの感想・評価

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2019年夏にアテネフランセで観て以来2回目。パン屑を片付けるジャンヌ・モロー。女たちの簡潔で洗練された仕草が記憶に残る。
TagTak

TagTakの感想・評価

4.0
外部から隔絶された空間の中で、饒舌に畳み掛けられる演劇的台詞が、映画内に流れる時間を加速させる。作品中の時間感覚を徹底的にコントロールするデュラスの世界観は中毒性がある。
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.5

ルチアボゼーさんも白黒の画面にそこだけ穴が空いたように黒いの良かったし鏡使いもかっこいい。
庭のシーンも黒い安息日のジャケみたいで好き。
家事とかジャンヌモローさんばっか働いててルチアボゼーさんあん…

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現在するものと不在。ひたすら捉えきれない時間と空白のような空間が存在する。
外部から遮断されているような孤高さ。
ひたすら何かに抑圧されているような2人の女。
2人の子ども、2匹の猫。
メタ的な女性…

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息の詰まるような閉塞感、ときどきトトロみたいな広漠とした電線の風景。人物が去ったあとも空間にとどまり続けるカメラ。奥へと続く白黒タイルの室内、人がいたりいなかったり。黙々と皿洗い。すがすがしいくらい…

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R

Rの感想・評価

5.0
ナタリーが乳母車を放り出すショットの唐突さと館を拒絶するように歩くラストショットの犬が印象深い

2019.7.25 アテネフランセ(英語字幕)
頭を抱えたりして不安げなルチア・ボゼーは飾りのついた黒のブラウスに黒のパンツで脚が長く、ジャンヌ・モローは涼しい表情で80分の間にタバコを五回吸った。…

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eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.2

今回の特集上映の作品は全部初めて見る作品ばかり。(いい歳して見ていない映画が多いため…)
26日は『マルグリット・デュラスのアガタ』と『ナタリー・グランジェ』を見た。
自分は『ナタリー・グランジェ』…

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TOT

TOTの感想・評価

4.2

‪女と女友達の気怠げな会話、危険行動から退学させられそうな娘、ラジオからは近くに潜む少年殺人者のニュース、突然の来訪者。
家の外と内に嵐、異なる暴力の気配。
男は不安げに立ち去り、でも女と家はそこに…

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