ヒトラー、あるいはドイツ映画の作品情報・感想・評価

『ヒトラー、あるいはドイツ映画』に投稿された感想・評価

TagTak

TagTakの感想・評価

4.0

オペラ的な舞台装置やスクリーンプロセスを多用していて箱庭っぽい。ヒトラーを巡るトリビアルなエピソードや、ヒトラーを複数人やパペットが演じる事でカリスマ的支配より俗物性や偏在性が強調される。玉葱の皮を…

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いけ

いけの感想・評価

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1977年『スターウォーズ』の年と同じ。
この事は宇宙表象やアドルノとか絡めれば結構重要だと思う。

とにかく長いんですけど、第3部が一番いい。我々の心に潜むリトル・ヒトラーに向けての演説。
yuho

yuhoの感想・評価

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面白い面白くないの映画ではないのは間違いないが、面白い面白くないではない映画を7時間観るのは非常に疲れる。自分の知識不足もあり分からないところも多かったけど、第4部はかなり興味深く観れた。消費される…

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富井

富井の感想・評価

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ナチスドイツ、ヒトラーを内側から解体する試み?

「80億光年離れた恒星から地球に届いた光、その光が発せられたその時、太陽系すら存在しなかった」
この話がすごく印象に残っている、アーカイブの価値を考…

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消費されるヒトラー。
タブーに対してここまでかと立ち向かう後半3-4部が凄い。スケープゴートとしているのかもしれないヒトラーの存在。現代に内服された悪魔的なヒトラーの遺伝子。
ドンデリーロの沈黙も読…

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むらJ

むらJの感想・評価

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何度か意識を飛ばしてしまった。だって難しいのだ。非常に多くの参照がされるが、前提とされる文脈がわからないものがあまりに多い。とりわけ自分の音楽の知識不足でワーグナーの曲の区別もつかない。物語がないの…

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疲れた。
ボールペンかちかちうるさいキチガイがいた(アテフラは本当にどうなってるんだ…
大越

大越の感想・評価

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荒井泰の論文を先に読んでいたので、理解不能なものとして開き直って鑑賞していた節がある。でも分からないものを分かるものだと思い込んで分かろうとすること。接近不可能なものに接近し続けること。それが重要だ…

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第1部が最も抽象的でかったるいので第2部〜第3部が相対的に面白くなってくる感じがある。19世紀的な徳が仮に存在したとして、それを破壊したシンボルとしてのヒトラーと20世紀、そして映画の話をしていまし…

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DK

DKの感想・評価

4.0
どうしてもどうしても観たかったので、DVDにて。とても疲れた…
ヒトラーが墓場の中から演説するシーンが特に滑稽で最高でした。3部が一番好きです。
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