マヤ・デレン監督『暴力についての瞑想』(1948)
身体を動かすことで起こる静寂、間、暴力にならざる空隙。
マヤ・デレンの眼差しは全身から、直線上の顔面へと突き刺さっていく。
瞑想への誘いは躍…
ダンスと暴力、いずれの形態も根源もおなじであるという霰もない事実を端的にしめす小品。Study in Violence ではなく、 Meditation on Violence と名づけているのがい…
>>続きを読むマヤが関心を持っているヴードゥー儀礼において必要不可欠なハイチの太鼓が音楽に使われている。そして、太極拳。ハイチ文化と中国文化の融合。
「自然が人に憑依する」のと「賢人が自然を憑依する」という両者の…
【知と美が撹拌される稀有な体験⑤】
《マヤ・デレン全映画作品》短編7本の上映にて、見ました。
彼女、ウクライナのキーフ生まれだったのですね。
『暴力についての瞑想』
これはわかり易い面白さ。
…
東洋人が武芸の型をくり出す様をひたすら捉えた映画。それだけっちゃそれだけやけど、肉体の躍動、視線の狂気は、胸に響くものがある。人間本来の姿を見せられた感じ。東洋人の動きは次第にヒートアップして、場面…
>>続きを読む白く塗られた面と黒く塗られた面のある壁があって、光源が複数あるから、白い壁では複数の影が映って黒い壁では影が映らないっていう状態での太極拳を撮った短編
動きが増えてくると外に跳躍して動きが頂点に…